約 545,813 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1149.html
モチモチを生かして 20KB 虐待 実験・改造 親子喧嘩 野良ゆ 透明な箱 虐待人間 直接虐待に挑戦 ※独自設定垂れ流し。 ※苦手克服のため直接虐待に挑戦。 ※街ゆあき様の「ゆっくり親子とクズ人間」からインスパイアをいただきました。 本当にありがとうございます。 ※相変わらず設定文章がいっぱいです。自分、理系人間ッスから! 「モチモチを生かして」 必殺引篭り人 世に虐待鬼意参は多けれど、尊敬と羨望を集めるのはさまざまな虐待方法を考案してきた先達で あろう。 アマギリ、あんよ焼き、親子姉妹強制すっきりにれいぱーをけしかける等々。先達の発想力の豊かさと ゆ虐への飽くなき挑戦に感動と敬服を覚える鬼意参も多いだろう。 この鬼意参もその一人。自分も先達と同じく後世に長く伝わるゆ虐法を編み出したいと強く願い、 日々野良ゆっくりの虐待にせいをだしていた。 そしてネットで報告されていた、ゆ虐の同志が見かけた事例を見てひらめいた。先達に及ばずとも、 ひとつのスパイスとして使えそうな虐待方法を。 「くそじじい!さっさとまりささまをだすんだぜ!」 「そうだよ!れいむのまりさはつよいんだよ!いたいめをみるまえにいうことをきかないとこわいよ!」 「くしょどりぇい!れいみゅのおとうしゃんのいうこちょをきけぇ!」 「まりしゃのぷきゅー!はきょわいきょわいだよ!しゃっしゃときょきょきゃらだしゅんだじぇ!」 実践の相手はこの一家。庭につながる門をちょっと開けておいておびき寄せた、野良一家だ。 もちろん加工所製の透明箱に入れられているので逃げ出す心配は皆無。箱の堅牢なつくりは 虐待鬼意参達から絶大な支持を受けている。 それにしてもここまで挑発してくれると俄然やる気が出るというもの。虐待鬼意参にとって ゆっくりの罵倒は、カワイイ女の子からの熱烈な声援と同義だ。 ゆっくり達に元気をもらった鬼意参は、早速子まりさを取り出した。 「ゆーん!まりしゃおしょらをとんぢぇるみちゃーい!…ゆゆっ!?ちゅめたいんだじぇ!」 今回のゆ虐はゆっくりの体を触るため、ウェットティッシュできれいに拭いておく。 「ゆー!やっとたちばをりかいしたね、このくずは!さっさとれいむとまりさのおちびちゃんを はなしてね!それとあまあまをもってきてね!」 「じじい!さっさとまりささまたちをここからだすんだぜ!あとあまあまをいっぱいもってくるんだぜ! そうすればゆるしてやらないこともないんだぜ!」 親ゆっくりからの声援が飛んできた。鬼意参のやる気も十分だ。 次に鬼意参が手に取ったのはオリーブオイル。食用の安いもので十分だが、敏感肌の鬼意参の場合は D○C あたりのスキンケア用を使ってもよい。 たっぷり手に取ると、それを子まりさの体に塗りこめていく。 「ゆゆーん?しゅーべしゅーべだよ!」 「ゆーん!おちびちゃん、すごくゆっくりしてるね!」 「まりしゃだけじゅるいよ!ちゅぎはれいみゅだよ!」 「まりささまのおちびはたいせつにしないといけないんだぜ!ようやくそれにきづいたのぜ!? まったくにぶいにんげんなのぜ!」 じっくり時間をかけて子まりさの全身にオリーブオイルを塗っていく。ちなみに横倒しに持っている にも関わらずまりさ種の証である帽子はいまだ頭の上にある。ここのあたりはさすがゆっくりである。 「ゆふぅ~ん!しゅーりしゅーりのしゅーべしゅーべでまりしゃとってもゆっくちー! くしょどりぇいのくしぇに、まりしゃをゆっくちしゃしぇるにゃんてほめてやりゃにゃい こちょもにゃいんだじぇ~。」 なでられる気持ちよさにゆっくりしてきた子まりさ。だんだんと肌が変化してくる。 ゆっくりの表面は一般には饅頭の皮と言われている。しかし単に饅頭皮なだけでは飛び跳ねたり 『のびのび』と呼ばれる体を伸ばす行為などは行えない。そんなことをすれば伸縮性に乏しい 饅頭皮が裂けてしまうからだ。 実際のゆっくりの皮膚は饅頭と大福(モチ)のちょうど中間にあたる。しかも自分の意思で 饅頭皮に近づけたり、大福のようなモチモチ皮にしたりと、ある程度の性質変化を起こせるという 優れものだ。 あんよ部分は硬い饅頭皮を、飛び跳ねるためにお腹まわりは大福皮と使い分けたりもしている。 さすがはゆっくり、不思議性質が満載だ。 この子まりさのように、とてもゆっくりした気分になった場合、皮膚は大福皮に近くなる。 日向ぼっこでゆっくりが平べったくなったり、長く伸びたりするのはこのためだ。 この例にもれず子まりさの皮膚も大福皮となり、とてもモチモチで伸縮性バツグンの状態に 変化していた。 「ゆゆゆ~ん。まりしゃ、ねみゅくなっちゃうじぇ~。」 そしてゆっくりが頂点に達するその瞬間。 鬼意参の両手の指が、子まりさのお腹の少し下、あんよの上あたりをギュっと挟んだ。 「ゆっ…?」 子まりさのお腹と背中の皮がくっつく。子まりさのあんよは頭側と切り離されてしまった。 つまり、子まりさの体内の餡子が分断され、上下に完全に分かれたのだ。 モチモチの大福皮はこんなに強く挟んでも、切れたり傷になったりしない。何度も言うが ゆっくりはこれについては非常に高性能なのだ。虐待鬼意参にとって好都合である。 「…なんじぇ?なんじぇ、まりしゃのあんよしゃん、うごきゃにゃいんだじぇ…?」 「お、おちびちゃん…?どうしたの?」 「まりしゃおねえちゃん、どうしちゃの?ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「じじい…、なにを、なにをしてるんだぜ…?」 家族はポカンとして鬼意参を見上げている。本当に餡子のめぐりが悪い家族である。 子まりさのあんよが動かないのは餡子が分断されているからだ。 そして次の瞬間、 「ゆ、ゆぴぃ…。ゆびぃぃぃぃいいいい!?いじゃいぃぃい!いじゃいよぉぉぉ!!」 子まりさが叫ぶ。餡子はゆっくりにとって内臓であり筋肉でもある。それを無理やり体内で 引きちぎられたのだ。痛くないはずが無い。 「ゆぴっ!ゆぴぴっぃぃ!たじゅけ、だじゅげでぇぇぇ!?おどうじゃん!?おがあじゃん!? いぢゃいっ!!まりじゃ、まりじゃのかりゃだがいぢゃいいぃぃぃ!!」 「どうしたのおちびちゃん!ゆっくり!ゆっくりしていってね!ゆっくりぃぃぃ!?」 「じじいぃぃぃ!!まりささまのおちびになにしてるんだぜぇぇぇ!!??」 「ゆわーん!れいみゅごわいよぉぉ!」 「いぢゃいいいい!!まりじゃのあんごじゃんがいじゃいんだじぇぇぇぇ!!…ゆぴっ?」 突然、子まりさが叫ぶのをやめた。 「ど、どうしたのぉぉ!?おちびちゃん!れいむのまりさによくにたかわいいまりさのおちびちゃん! おへんじしてぇぇぇ!!」 「…まりしゃ、もういちゃくないんだじぇ☆」 「…ゆゆ?じじい、なにをしたんだぜ…?」 「ど、どうなってるのぉぉ…?」 親ゆっくりはまったく理解できないらしい。種を明かせば簡単なこと。鬼意参が指を離しただけだ。 鬼意参は再度子まりさの体をなでる。 「ゆゆ~ん!まりしゃゆっくちできりゅよ~☆」 「わかったのぜ!じじいはまりさのおちびのちからにひれふしたんだぜ!」 「そうだね!おちびちゃんがすごくゆっくりしたまりさなのをみとめざるをえなくなったんだね! くそじじいはやっぱりしんだほうがいいね!」 「ゆ~ん!れいみゅのおねえしゃんがかっちゃよ~!くしょどりぇいはちゃっちゃとちんでにぇ!」 いいたい放題だが鬼意参にとってはアンコール声援のようなもの。再び子まりさのお腹を両手で つかむと。 ぶちり。 「…ゆ゛っ。ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!?!?」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?なにじでるのぉぉぉ!?」 「ざっざどでをばなずんだぜぇぇぇ!?」 「ゆぎっ。ゆぎっ。…ぴぃぃぃぃいいいいい!!!」 絶叫がほとばしった。その声を聞いて子れいむはおそろしーしーを大放出中だ。 「ゆんやぁぁぁ!?ぎょわいぃぃいい!なんぢぇ!?おねぇぢゃんががっだばずなのにぃぃ!?!?」 鬼意参が指を離す。 「ゆぎっ…!?」 そしてなでなで。 「ゆ~ん…、まりしゃ、ゆっくちでき…。」 もういちどぶちり。 「にゃいんだじぇぇぇぇ!!!ぎぎぎぎぎぎぃぃぃいいい!」 「やめでぇぇぇ!!れいむのおぢびぢゃんをいじめないでぇぇぇえええ!」 「ごろず!ごのぐぞじじいぜっだいにごろずんだぜえええええ!」 「おねえぢゃぁぁぁん!おべんじじでぇえええ!?ゆっぐぢっ!ゆっぐぢぃぃぃっ!」 鬼意参の指ひとつですばらしい音楽が奏でられる。美しいその旋律にうっとりする鬼意参。 そう、このゆ虐法の最大の利点は『ゆっくりが死なないこと』。外皮はモチモチだから傷がつかない。 内臓にあたる餡子も手を離してよく揉んでやれば元通り。 何度やっても死なないゆ虐法。それがこの方法の最大の利点なのだ。 もうひとつの利点は苦しみの落差が大きいこと。ゆっくりの皮膚をモチモチにするためマッサージを 行うと、ゆっくりはとてもゆっくりできる。つまり嬉しさの頂点からがゆ虐スタートなのだ。 その落差は普通のゆ虐を超える。嬉しさが大きいほど苦しみも増す。 死なず、苦しみは可能な限り深く。ゆ虐はひとつの完成形を見た。 「おぢびぢゃん!ずぐにじじいがらにげでね!にげでね!」 「まりざのおぢびならでぎるんだぜぇぇ!ざっざどぞごがらにげるんだぜえええ!?」 「ゆ゛っ、ゆっぐぢわがっぢゃんだじぇ!…ばなぢぇじじい!」 「ゆ゛わ゛ーん゛!ゆ゛わ゛ーん゛!お゛ね゛え゛ぢゃーん゛! 涙まじりの両親からの声援で子まりさが必死に体をくねらせる。しかし指を輪にして支えている 鬼意参の手からは逃れられない。お尻をプリンプリンさせるのが関の山だ。 妹れいむはおそろしーしーを出し切り、今度はうんうんをもらしている。 「ゆっくりしていってね…。」 鬼意参の一言でぴたりとゆっくり一家の泣き声がとまる。 「…!ゆっくり!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていくんだぜええ!」 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇっ!」 「ゆっくちするんだじぇ!」 希望を見た。鬼意参が助けてくれる。そんなクモの糸よりもか細い望みが一家を支えていた。 しかし。 「ゆっくり、…苦しんでいってね?」 「「「「………、ゆ゛っ、ゆ゛わ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?!?!」」」」 心を打つ一家の絶叫が響く。心が洗われる、そんな清清しさが鬼意参を包んだ。 鬼意参は次のゆ虐にとりかかる。こちらはゆ虐というよりは実験に近いのだが。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ぅぅ!もうぶっぢんはいやなんだじぇぇぇぇ!!」 ビッタンビッタンと手の中で暴れる子まりさを、まるで愛おしいもののように見つめる鬼意参。 だが次に行うのは、子まりさにとってはまさしく地獄を見る、そんなゆ虐なのだ。 「もうやめでぇぇぇ!!れいむのおぢびぢゃんをいじべないでぇぇええ!!」 「ごろず!ぜっだいにごろずんだぜえええ!」 両親の暖かい声援が子まりさに注がれた。父まりさは透明箱にバンバンと体をぶつけて必死の応援だ。 子まりさへの虐待、必ずや成功させなくては。鬼意参はその決意を指に込めた。 「おねえぢゃぁぁぁあああんん!おねえぢゃあああんん!」 妹れいむはうんうんの華を咲かせて親に負けじと応援してくれている。良かったね、子まりさ。 君は愛されているよ…。鬼意参の心がまるで仏のように静寂さに満たされた。 指の感覚を研ぎ澄ます。一心に成功をイメージし、そして一気に。 ぶちり。子まりさのあごから左右斜め上に、両手でぎゅっと押す。ちょうど V 字の形だ。 「ゆ゛っ…。」 「どうじだんだぜぇぇえ!おぢびっ!おぢびぃぃぃっ!」 「ゆっぐりぃぃぃ!ゆっぐりじでいっでねぇぇ!ゆっぐりじでいっでねっでおべんじを がえじでねぇぇぇぇええ!」 「じんじゃいやぁぁぁ!?おねえぢゃああああ!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ…。」 ゆっくりは体の3分の1の餡子を失うと死に至る。つまり中枢餡から3分の1の餡子が切り離される 時が、ゆっくりの最後。 鬼意参の指によって頭部の中枢餡と分離されたあんよ側餡子、それがちょうど3分の1を超えていた。 「…もっぢょ…。」 「だめぇぇぇ!」 子まりさはゆん生最後のご挨拶を始めた。 「…ゆっぐぢ…」 「おぐぢをどじるんだぜぇぇぇ!」 「…じだ…。」 「ゆ゛ん゛や゛ぁぁぁぁ!?おねえぢゃんっ!?おねえぢゃぁぁん!」 「…がっぢゃ…。」 神速で指を離す。そしてよーくもみもみ。 「…ゆぴっ……??」 もみもみもみ…。 「ゆぅ~ん。まりしゃゆっくちできりゅんだじぇっ☆」 そう、これがこのゆ虐法の2つめの楽しみ方、『りんしたいけん』だ。 大量出餡と同じ状態を作り出し、ゆん生最後のご挨拶をさせた直後に餡子を戻してやる。 こうすることで、何度でもご挨拶をさせることができるのだ。 「…おぢびぢゃん?おぢびぢゃぁぁぁん!?!?」 「よがっだ…、よがっだんだぜぇぇ!ばでぃざのおぢびはづよいゆっぐぢなんだぜぇぇ! じじいなんかにまけないんだぜ!」 「ゆわーん!おねえちゃん、ぢななぐでよがっだよぉぉ!!」 聞くに堪えない雑音だ。顔をしかめる鬼意参。 「まりしゃ、しゅごーいゆっくちぷれいしゅにいたんだじぇ!おはなしゃん、いっぴゃい! いもむちしゃんいっぴゃいのぷれいしゅだったんだじぇ!」 ゆんごく(天国)を覗いて来たらしい。鬼意参にとっては煮え湯のごときご報告だ。 「さすがまりさのおちびなのぜ!くそじじいにかんっぜんっしょうりっ!なんだぜ!」 「ゆゆーん!さすがはまりさとれいむのおちびちゃんだよぉー!あとでまけたじじいから あまあまいっぱいもらおうねっ!」 「あみゃあみゃ!あみゃあみゃいっぴゃいだにぇ!しゃしゅがれいみゅのおねえちゃんだよ!」 「ゆ~ん!しょりぇほどでもありゅんだ…、ゆびっ。」 雑音は消さなくては。鬼意参の指に修羅が宿る。再び子まりさの顔が V 字に押さえつけられた。 「ゆびっ…、ゆびっ…、ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛っ。」 「「「!?!?!?!?」」」 家族3匹の顔がゆがむ。…美しい。なんて美しい顔だ。鬼意参は満たされた気分になった。 「…もっぢょ…。」 「やだよぉぉぉぉ!おねえぢゃぁぁん!ごばいざづじないでぇぇぇ!!」 再び聞こえ始めた清らかなるご挨拶に、妹れいむは感激だ。 「…ゆっぐぢ…。」 「まけるんじゃないんだぜぇぇぇ!までぃざのおぢびはぐぞじじいにぜっだいがづんだぜぇぇぇ!」 父まりさもご挨拶のすばらしさに感嘆をもらしている。 「…じぢゃ…。」 「やめでぇぇぇ!!もうおぢびじゃんをいじべないでぇぇぇ!いやぁぁぁ!!」 母れいむに至っては喜びすぎで言葉にならないようだ。 「…がっぢゃ。」 スッと指を離し、高速のもみもみ。 「…、ゆっ…。」 もみもみもみもみ…。 「おぢびぢゃんっ!?」 「ざずがばでぃざのおぢびなんだぜぇぇ!まだじじいにがっだんだぜぇぇ!」 「…ゆっ、ゆびゃぁぁぁぁあああ!?!?ごわいよぉぉぉ!!」 先ほどとはまったく違う反応だ。 「ごわいよぉぉぉ!えいぎごわいぃぃぃ!ごまぢごわいぃぃぃ!!」 「ぢょうじだのぉぉ!?おねえぢゃんはぐぞどりぇいにがっだんだよねぇぇ!?ゆっぐぢっ! ゆっぐぢじでぇぇぇ!!!」 「ごわいぃぃ!ごわいんだじぇええええ!!!」 どうやら先ほどとは打って変わって、ゆ獄に行ってしまったようだ。子まりさが報告する情景描写 は、あまりの臨場感に鬼意参もぐぐっと引き込まれてしまうほどだ。 研究お兄さんなら先ほどとこの報告から研究心を刺激されるところだろうが鬼意参はそのような 趣味はない。単純に、こちらとあちらを行ったり来たりしてほしいだけなのだ。 ぎゅっと押さえつけては最後のご挨拶をし、家族から暖かい声援を受ける子まりさ。 指を離せば家族からは雑音がほとばしり、子まりさからは雑音か美しき世界の報告の2択。 そんな繰り返しをもう10回ほど行っただろうか。 「…ゆぴっ。…ゆぎっ。…ねぎっ。ねねねねねねねね!!」 子まりさが壊れてしまった。こちらの世界よりあちらの方がよかったのだろうか。親切心であちらを 見せてあげていたものの、やりすぎると逝きっぱなしになってしまうようだ。 「ゆぅ~ん!まりしゃはれいみゅなのじぇっ!ありしゅはときゃいはなおよめしゃんに なるのじぇっ!ちぇんはまりしゃなのじぇっ!まりしゃは、れいみゅで、ちぇんな、ときゃいは ありしゅなのなのなののののの、じぇじぇじぇじぇじぇ!」 …ああ!なんという恍惚!子まりさから発せられる神々しいまでの波動に、雷に打たれたかのように 硬直してしまう鬼意参。 「じっがりずるんだぜぇぇぇ!いまだずげるがらずごじまづんだぜぇぇ!!」 「ばやぐっ!でいぶのおぢびぢゃんがだいべんなごとになっでるんだよぉぉぉ!?なんでばでぃざは だずげにいがないのぉぉぉ!!」 「おねえぢゃあああん!おねえぢゃんをだじゅげでよぉぉぉ! にゃにじでるのぐじゅおやどもぉぉぉ!」 家族も子まりさの神気に触れ、美麗なる言葉をその口からつむぎだしている。 これだ…、この調べをこそ聞きたかったのだ。鬼意参の心が満たされていく。 「…ありがとう。」 「なにがんじゃじでるんだぜぇぇぇ!?」 「こんなに満たされた気持ちになったのは、本当に久しぶりだよ。」 「ごのぐぞじじぃぃいい!でいぶのおぢびぢゃんをいじめるばがはじねぇぇ!」 「お礼に、この子は返すね。本当ならもっと聞いていたいんだけど…。」 そっと、子まりさを透明箱に戻す。 「ゆげっ、ゆげっ、ゆげげげげげねぎっげげげげげげ!!」 その楽しそうな声に妹れいむもご機嫌だ。 「ゆっぎゃぁぁぁ!?おねえぢゃんがっ、おねえぢゃんがぁぁぁ!ゆっぐぢじでっでねぇぇえ! ゆっぐぢ!ゆっぐぢじでよぉぉぉ!ゆっぎぃぃぃ!?」 「まりじゃまりじゃまりまりじゃまりままままままままっ!?れいぶっでいぶっでいみゅっ!?」 「おがあざんがずーりずーりじであげるがらねっ!ゆっぐじじでいっでねっ!…おべんじがえじで ねぇぇぇ!?」 「ばでぃざがべーろべーろじでやるんだぜぇぇぇ!おぢびっ!じっがりずるんだぜぇぇ!!」 子ゆっくりは10回程度の『りんしたいけん』で美しき楽器へと変身を遂げた。大人のゆっくり ではどうだろう? 早速鬼意参は父まりさをつかみあげた。 「ゆ゛っ!?や、やめるんだぜぇぇぇ!?」 「ばでぃざ!?ばでぃざぁぁぁ!」 「ゆぇーん!おとうしゃーん!」 「ねぴっ、ねぎっ、ねりっ!?ねぎっ!?」 母れいむへの『りんしたいけん』も試してみたいのだが、成体と幼体とでどの程度の差があるかを 見極めたいため父まりさを選ぶ鬼意参。 「やるならそっちのおちびにやるんだぜぇぇぇ!!」 「なにいっでるのばでぃざぁぁ!?」 「ゆええええん!れいみゅぶっちんしゃんいやぁぁぁ!」 「ぶっちん!ぶっちんんん!ぶんぶんぶんぶぶぶぶっ!ねぎっ!」 さっそくまりさ種の18番が出た。定番のセリフながら聞き飽きない味わいである。 「ばでぃざをぶっぢんじでもだのじぐないんだぜぇぇぇ!やるならでいぶにずるんだぜぇぇ!」 「ばでぃざぁぁぁ!ごのうらぎりぼのぉぉぉ!ばでぃざはでいぶをまもるんでじょぉぉぉ! ごのうぞづぎぃぃぃぃ!」 「うるざいんだぜぇぇぇ!!ばでぃざざまがにげるあいだ、じじいのおとりになるのがおばえだぢの やぐめだろぅぅぅ!」 「おどうじゃん!?なんぢぇじょんなごどゆうのぉぉぉ!?」 「じねぇぇぇ!ばでぃざはざっざどじねぇぇぇ!」 家族の温かな交流は鬼意参の心を強く打つ。 「…ゆっくり、していってね…?」 「「「ゆっぐじじでいっでねっ!!」」」 きれいにそろったご挨拶だ。約1匹、ゆげっとか言って返さないゆっくりも居るが。 「…ゆっくり、彼方を見に行って来てね?」 「…ゆ゛っ、ゆ゛ん゛や゛ぁぁぁぁ?!?!ばでぃざはぶっぢんなんでいやなんだぜぇぇぇ!!」 鬼意参の言葉に勇気付けられたのか、父まりさは恥ずかしがりながらも了承してくれた。 少なくとも、鬼意参にはそう思えた。 先ほどは全身にオイルを塗ってしまったためホールドが難しかった。父まりさは成体ゆえ、より ホールドが大変になるのは目に見えている。『ぶっちん』に必要なお腹周りだけにオリーブオイル を塗ることにする。 「や、やべるんだ…、ゆゆ~ん☆すっごくきもちいいんだぜぇぇ☆」 鬼意参のテクに、あっという間にもっちもちのお肌になってゆっくりし始める父まりさ。 「おちびちゃんたち!すぐにおかあさんのおくちにはいってね!そうすればじじいはてだし できないよ!」 「わかっちゃよおかあしゃん!れいみゅゆっくちおかあしゃんのおくちしゃんにはいりゅよ!」 「ねぎぃぃっ!ゆっぐらぁぁぁ!?ぐぢぃっ!」 かたや透明箱の中では、鬼意参の注意が父まりさに向けられていると知り、急いで母れいむが 対策を実行していた。 「ゆふぅ~ん♪まりささまをゆっくりさせるとは、ほめてやらないでもないんだぜぇ~☆ もっとゆっく…。」 「ていっ。」 まずは手始めにお腹の真ん中だけを『ぶっちん』。鬼意参のこぶしが父まりさのお腹と背中を くっ付けた。 「ゆっぎぃぃぃ?!?!ゆぎぃいいいいい!!」 父まりさが声を上げる。鬼意参にとってはオーヴァーチュアにあたる声だ。 「おちびちゃん、ゆっくりはやくはいってね!」 「ゆっくち!ゆっくち!ゆっくちはやきゅはいりゅよ!」 「ねぎっくち!ねぎっく!ばやばややんやああああ!」 一方の透明箱では、無駄な努力が続いていた。言うことを聞かない(聞けない)子まりさにしびれを きらし、母れいむはもみ上げで口の中にいれようとしていた。 鬼意参がこぶしを引き抜く。 「…っゆはー、っゆはー…!ご、ごのぐぞじじぃぃぃいいい…!」 さっとこぶしを見せると、父まりさの顔色が変わる。 「さて、本番いくよ?…ゆっくりたのしんでね…。」 「…も、もういやなんだぜぇぇぇ!!…ゆふ~ん、ゆっくり~☆」 お腹まわりを揉みしだかれ、あっというまにゆっくりの頂点に上り詰める父まりさ。 鬼意参はその瞬間を見逃さない。両こぶしをお腹に当てると、さっと左右に引く。餡子が父まりさの 上下に分かれたところで両腕で押さえつけ『ぶっちん』を完了させた。 「………。あんよがぁぁぁ!?ばでぃざのあんよがなぐなっだ…、ゆっぴぃぃぃぃ!?」 そのすさまじい叫び声が届いたらしい。母れいむの口の中では妹れいむが過剰反応を起こしていた。 「…ゆんやぁぁぁ…。ぎょわいよぉぉぉ…。」 くぐもった声と同時に「しゅっきりー」の声が母れいむの中から聞こえる。 どうやら再度おそろしーしー&うんうんの両コンボをキメてしまったらしい。 母れいむは目を白黒させつつもそれに耐えている。白黒どころか砂糖水の涙が滝のように流れ出し、 肌には玉のような汗が浮かんでいた。 「ゆぎぃぃっぃ!いだいんだぜぇぇぇ!あんよがぁぁ!おながのあんごがいだいんだぜぇぇ!!」 腕を持ち上げもみもみもみ…。 「ゆっ…ゆゆゆ~ん☆ゆっぐりぃぃ~♪」 またもや両腕で『ぶっちん』。 「りりりりりりぎぎぎぎぎぎ!!!!」 腕を離してもみもみもみ…。 「ぎっ!?ゆぅっぐりでぇぎるぅんだぁぜ~♪」 今度は V 字にもみもみを行う鬼意参。さあ、何回で天空の調べを聞かせてくれるのか?鬼意参の 期待が高まる。 「ゆっふぅぅ~ん…、ねぴっ!?」 「さあ、聞かせておくれ、最後の言葉を…。」 「もっど…。」 「ば、ばでぃざ!?!?」 「ゆっぐりぃ…。」 「…おどうじゃ~ん…」(母れいむの体内から) 「じだ…。」 「…ねぎぃぃんっ!おどっおどっおっどぉぉん!…」(同じく母れいむの中から) 「がっ…。」 すばやく腕を離して蘇生処置を開始。鬼意参の両腕に神が宿る。もみもみもみもみ…。 「…ゆ゛っ…ゆ…、ゆっぱっぽ~♪」 鬼意参の顔が曇る。失敗だ。 「ぱぴぷぺぽ!ぱぴぷぺぽー!…ゆっぱっぴっぽっぺ~♪」 まさか1回で駄楽器となってしまうとは。落ち込む鬼意参。 子まりさとセッションしていたときは『ゆ虐はひとつの完成形を見た』などと自画自賛していたが、 思い上がりだった。たしかに子ゆっくりには適するゆ虐法だが、成体ゆっくりには合わない。 大きすぎて餡子を分離するのに腕まで必要だし、中身がパンパンに詰まっているゆっくりの場合、 どうしても皮がやぶけそうになる。子ゆっくりほどの伸展性が期待できないのだ。 それに『りんしたいけん』への適応力も低すぎる。 先達の生み出した秘法の数々は成体、子、赤のいずれにも適合し、なおかつゆ虐コンボのどの段階 へも組み込める汎用性がある。自分の考えた『ぶっちん』はそれには遠く及ばない。 はぁ…。鬼意参は肩を落とす。自分は、まだまだだな。しかしそう落ち込むと同時に、再度 自分の心を奮い立たせた。 「まだだ…。僕は必ず先達と並ぶ。…並んで見せるよ。」 決意を胸に、いまだ口の中に子ゆっくりを詰め込んでいる母れいむを見る鬼意参。 「…そのために、まだまだ付き合ってもらうよ…?」 ビクッ、と母れいむがおびえる。 いまだ意味不明な言葉を叫び続ける父まりさを部屋に残し、虐待鬼意参は母れいむの入った透明箱 をもってこの部屋を出て行った。 あるぇええ?鬼意参は淡々と虐待をするだけの予定なのに。なぜだかおかしな描写がいっぱいだよ? それに短編のはずなのにこの長さはいったい? 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道 ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口 ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう ふたば系ゆっくりいじめ 182 どすすぱーくをうつよ! ふたば系ゆっくりいじめ 216 子まりさの反乱 ふたば系ゆっくりいじめ 248 ゆっくりできない理由 ふたば系ゆっくりいじめ 387 れいむはよげんしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 464 ゆ身売買 ふたば系ゆっくりいじめ 509 おかされいむ 必殺引篭り人の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 殺してしまわないゆ虐……だと!?スゴーイデスネ!! -- 2016-08-28 00 13 11 おかあさんいっしよかんさーと -- 2014-08-05 23 01 59 素晴らしい マッサージが本当に気持ちよさそうで -- 2014-01-13 22 48 30 新しいなぁ これはありだなあ -- 2012-06-22 07 20 19 見た目が地味かな -- 2010-12-23 13 06 21 ほう、殺してしまわない虐待…素晴らしいな。 新しい境地を見た感。 -- 2010-10-15 21 57 03 駄楽器ww -- 2010-09-16 19 01 49
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/54.html
その他いじめ短編集 1 2 3 4 5 6 7 鶴屋いじめ 真夏の海の生徒会
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/785.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 365 久城学園の夜/コメントログ」 めーりんは無事なんだね!良かったよ!! -- 2010-07-09 12 51 01 理事長って男だよね? ねぇ?がなんか好きだ -- 2010-07-17 00 31 20 阿呆まりさざまぁww 町ゆっくりに迷惑かけただけかぁ -- 2010-10-08 16 58 12 理事長って怪談レストランっぽい話し方だね -- 2011-08-04 00 26 17
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/664.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態/コメントログ」 ちるのはとても可愛くてゆっくりできるね! -- 2010-09-14 00 36 02 イイハナシダー -- 2010-09-28 16 31 00 ちるのってばかわいいわね! -- 2011-09-20 20 19 05 「あたいったらさいきょうね!!」・・・はほんとだったwww -- 2012-07-11 22 35 42 さりげなく通常種がいじめられてるのもいいね! -- 2012-09-17 15 02 57 つーか、ゆっくりで一番ゆっくりしてるゆっくりって、ちるのなんじゃねーの? -- 2012-10-06 13 20 49 ちるのすげー、湖に光るちるのとか見てみたいな -- 2013-01-17 10 05 25 ちるの=青い宝石、れいむとまりさ=ゴミクズですね。www -- 2013-08-21 13 23 41 DOしね -- 2013-12-15 15 48 19 チルノがハイスペック極まれり何だが -- 2014-03-19 16 05 34 原作と立場が逆転しているなw -- 2014-05-05 12 04 58 ちるのだけは虐待したくないな。 -- 2015-07-20 16 17 49 ちるのに遊ばれて赤れいむたちよかったね! -- 2016-10-07 12 53 55 ↓DOしねってかいてるげすはゆっくりできないよ!いますぐしんでね! -- 2022-02-14 11 18 42
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/517.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 233 どすらりー/コメントログ」 面白かった。 実際に見れたら良いのに・・・。 -- 2010-06-30 07 30 27 アマギリ選手権がすげえ気になるんだけど書いてくんないかなあ・・・ -- 2010-09-02 08 38 53 でもドスってどのくらいの速度で移動するんだろう? 見た目が異常(サイズ的な意味で)すぎてイマイチ予想がつかない -- 2010-09-12 17 07 46 坂口智隆 -- 2010-10-17 00 13 37 全く、下等生物が・・・帽子を被るなんざおごがましいんだよ!! -- 2014-07-31 15 07 54 ドスじゃなくて、普通のまりさならこうならなかったのに。 -- 2014-11-23 09 12 34
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/243.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 54 ヒキサキ/コメントログ」 ざまああwww -- 2010-08-09 07 30 59 みんな大好きゲスまりさ。 -- 2010-08-18 22 44 35 ZAMAAAAAwwwww -- 2010-09-10 00 52 09 これだからクソゴミは -- 2010-09-23 00 36 29 ザマアアアアwwww -- 2010-09-24 16 33 47 「うれちーちーか?」に笑った -- 2010-10-12 01 56 26 テラざまぁぁぁ -- 2010-12-05 19 53 06 さすがゲスまりさの末路だ・・・ -- 2011-09-01 06 40 31 ざまあみろw -- 2011-12-22 14 42 56 ゲスゆっくりを苦しませて殺すのは超すっきりするね!!! -- 2011-12-23 00 12 52 ゲスは虐待する為に生まれたんだよ! -- 2012-02-19 16 37 15 ゲスは死んでおkwwww -- 2012-08-17 08 12 44 うへっ、良い虐待でした -- 2012-12-11 13 59 39 これ気に入った -- 2013-02-14 22 25 24 ゴミを川に捨てんなよ、マナー悪いな -- 2014-04-02 12 05 42 ゲスまりさとありすオワタ -- 2014-05-07 19 00 56 ざまあああああ!!ww -- 2014-08-24 23 37 16 ザマァァァァwwwwwwwww -- 2017-01-29 12 01 52 座まままままま待っで無wwwwww -- 2022-09-25 17 53 40
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1632.html
ぬるいじめです 「ふんふんふふーん♪」 「…」 「よし、出来た!!!」 今俺の目の前には四角い弁当箱。 ご飯に醤油をつけた海苔を乗せ、おかずには卵焼きウインナー、ブロッコリー等々。 これは自分で食べるために用意した訳じゃない。 休日もせかせか働きに行く妹のために拵えたんだ。 「えっと、ハンカチハンカチ…」 「ゆ? いいにおいがするよ!!!」 「たべものさんのにおいなんだぜ!!!」 弁当箱を包むハンカチを探していると、弁当の周りをうろうろする饅頭二匹。 我が家で飼育しているゆっくり。れいむとまりさ。 「よくわからないけど、おいしそうなんだぜ!」 「おにいさん、これなぁに?」 「これはお弁当だ。あ、今起きたのか、おはよう」 「…ん~、おはよう…」 目を閉じたまま返事をする我が妹。 「おべんとうってなに?」 「たべていいのかだぜ?」 「お弁当ってのは持ち運びするごはんの事だ。食べちゃダメだぞ。妹のために作ったんだから。」 「れいむもおべんとうほしいよ!」 「まりさも、まりさもほしいんだぜ!」 「アホか。何でいつも家にいるお前らのために作らにゃいかんのだ」 二匹を軽くいなしながら弁当箱を包む。 「…これでよし」 「ん~、あ、兄ちゃん弁当作ってくれたの? ありがとお。」 弁当包みをバッグに入れ、のろのろと玄関に向かう妹。 「おねえさん、れいむたちもおべんとうさんたべたいよ!」 「まりさも、まりさもたべたいんだぜ!」 俺に言っても仕方ないと悟ったのか、妹におねだりする二匹。 「ん~、兄ちゃん、れいむとまりさにもつくってあげてくれない?」 「えっ、何で?」 「えへへ…、兄ちゃんたのむよ~」 「あ、ひっつくな、こらやめろ! …はぁ、しょうがない。今回だけだぞ」 我が妹は特に意味もなく頼み事をするときにじゃれついてくる癖がある。 別にたいした頼み事でもないので毎回頼み事を聞いている。 今回も、俺の負け。二匹に弁当をつくってやらなきゃならない。 「兄ちゃん、ありがとね~、いってきまーす。」 時間に余裕を持って行動しているため、のんびりと駅に向かう我が妹。 何でもかんでも言うこと聞いてやって、すこし甘やかしすぎかな。 「おにいさん! れいむおなかすいたよ! はやくおべんとうさんつくってね!!!」 「まりさも! まりさもおなかすいたんだぜ!!!」 ぴょんぴょんと足下を跳ねる二匹。 こいつらも結構甘やかしてるからなぁ…。 そのうち全員まとめて説教してやろうかしら。 まぁ、いいや。適当に作って食わせておしまい。 [キラキラ] ……………… [キラキラ] …………… [キラキラ] ………… [キラキラ] ……… [キラキラ] …… [キラキラ] … よほど待ち遠しいのか、キラキラした目でじっと俺を見つめる二匹。 「そんなに見られるとやりづらいんだが…」 「ゆ!? ごめんね! ゆっくりあっちにいくね!」 「おべんとうさんができたらよんでほしいんだぜ!」 ぴょんぴょんと部屋の方に向かう二匹。 [キラキラ] ………… 壁から半身だけ出してこちらを伺うれいむ。 まりさはれいむに乗って同じように半身だけ出してこちらを伺っている。 …何だこの状況? なんか、こう、見られてるときちんとやらなきゃって思ってしまう。 [キラキラ] ……… 「ふぃ~、まず一個…」 [キラキラ] ……… 「これでよし、と。」 ついつい気合いを入れて作ってしまった。 「できたの!? おべんとうできたの!?」 「おなかすいたんだぜ! おなかすいたんだぜ!」 一段落すると二匹とも、出来上がったことを察知したのか、こちらに向かってぴょんぴょん跳ねてきた。 カシャ! カシャ! 二匹に食わせる前にデジカメ撮影。 出来がいいから後でブログにでも載せるのだ。 「ゆ? おにいさんなにやってるんだぜ?」 「え、カメラに収めてるの」 「かめら? なにそれゆっくりできるの?」 「出来がいいからな。写真に保存しとくのさ」 「「?」」 二匹には理解できなかったようだな。 ま、いいや。 とりあえず、俺の自信作に腰を抜かしてもらおうか。 「とりあえず。ほれ、お前らの弁当」 「ゆー! れいむがいるよ!!!」 「すごいんだぜ! まりさがいるんだぜ!!!」 おー、二匹とも食い入るようにじっと見つめてら。 俺が二匹に用意したのはいわゆる「キャラ弁」 れいむにはれいむを摸したものを、まりさにはまりさを摸したもの。 どちらも吹き出しで「ゆっくりしていってね!!!」を入れているのもポイントだ。 「おにいさん! すごいよ! おべんとうさんのなかにれいむがいるよ!!!」 「ゆーん! すごくゆっくりしてるんだぜ!!!」 俺の予想以上に気に入ってくれたみたいだ。よかったよかった。 「それは重畳。冷める前に食いな」 「「はーい!!!」」 「………」 「「………パァァァ」」 「………」 「「………パァァァ」」 さっきから顔を煌めかせて見入ってはいるが、いっこうに食べようとしない。 ってか、腹減ってるんじゃなかったのかこいつら? 「お、おい、お前ら…」 「ゆ? ゆ、ゆ! すっかりゆっくりしちゃってたよ!」 「たべるのがもったいないんだぜ!」 そこまで気に入ってももらえるのはうれしいが…。食わないつもりかこいつら? 「れいむのおべんとうさん、ゆっくりあじみさせてほしいんだぜ!!!」がぷっ! 「ゆー! まりさなにするの!」 「むーしゃ、むーしゃ、めちゃうまー!」 ありゃ、まりさがれいむの分の弁当にかじりついちゃったよ。 「ゆわーーー!!!」 「なんだなんだ?」 「れいむのれいむがー!!!」 何事かと思い見てみる。 何のことはない、れいむ弁当のれいむの頬の部分に穴が開いてそこから鳥そぼろが見えているだけだ。 「れいむ! あんこさんがでてるよー!」 …なるほど、鳥そぼろを餡子と勘違いしただけのようだ。 「ひどいよまりさ! れいむのれいむがー!!!」 「ゆー、ごめんねれいむ…」 れいむがぽいんぽいんと跳ねる。まるで癇癪を起こした子供だな。 「あ」 がつん! れいむ弁当がれいむにはじき飛ばされた。 幸い弁当はひっくり返ってなかったが… 「ゆぎゃー!」 れいむが叫ぶ。 そこには中身がぐちゃぐちゃになり、スプラッタ状態のれいむ弁当が。 ……まるで死体だな。れいむの死体弁当。 「ゆわーん! ゆわーん!」 「悪い子にはぁ………おしおきィ!」 どむっ! 「ゆぶっ!」 まぁ、どんな理由があるにせよ、食事中に暴れ回って弁当を台無しにした罪は重い。 俺はれいむにチョップをお見舞いしてやった。 「ご飯の時は騒ぐなって言ってるだろ!!!」 「ごめんなさいー!」 と、まぁれいむをしかっている最中にまりさが自分用のまりさ弁当を食べ始める。 「ゆ! すごいんだぜ! まりさのほっぺさんたべたらあんこさんが出てきたんだぜ!!!」 まりさ弁当のまりさは中身が海苔の佃煮だ。こしあんらしいのでそれを再現したのだ。 まりさはれいむと違い、夢中になって弁当にがっつく。 れいむはめそめそしながら弁当をもそもそ食べる。 れいむ種は物に対する執着心が強くて、まりさ種はそんなに強くないと見た。 「ごちそうさまなんだぜ!!!」 「ごちそうさまだよ…」 まりさは幸せいっぱいの表情、れいむはいかにも不幸せな感じ。 「れいむ、ごはんたべたからいっしょにあそぶんだぜ!!!」 「ゆ、わかったよ!!!」 遊ぶ。といっ瞬間にれいむはまたニコニコ笑顔に戻った。単純なやつ。 さて、俺は料理の後片付けとかしないとな。 ふぅ、とりあえず終わった。 「……!…!」 ん、なんか騒がしいな。 俺はれいむたちが居る部屋のドアを少しだけ開けて中の様子を見てみた。 「ごるああぁぁ!!! てめぇなにアタイのメシよこどりしとるんじゃ、このぼげええぇぇぇ!!!」 「ゆー! ごめんなざい! ごめんなざいいいぃぃぃ!!!」 「てめぇのせいであにさんになぐられたじゃねぇか、このスカタンがああぁぁぁ!!!」 「ずいまぜんんん!!! できごころだっだんでずううぅぅ!!!」 普段の温厚なれいむからは想像だにできない迫力でまりさに体当たりするれいむ。 なんだ! あいつ、やれば出来る子だったのじゃあないか。 その後、昼飯時になると、二匹はさっきの喧嘩が嘘であったかのようにいつも通り仲良く食卓に並んだ。 ただ、まりさだけひどく怯えていたように見えたが…気のせいだろう。 おわた ドスまりさとゆうかを書いた奴 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1358.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 644 れいぱー対策/コメントログ」 お兄さん愛での皮をかぶったただの虐待お兄さんじゃん -- 2010-03-19 13 00 08 あまいぞ!まだいけるはず。 -- 2010-03-21 23 18 14 くっそワロタwww -- 2012-04-04 00 46 11 ぺにジング可愛いwww -- 2012-07-07 20 25 48 馬鹿馬鹿しすぎるwwwwww -- 2013-02-04 17 46 08 あにゃるで育まれた友情WWW -- 2014-01-05 01 21 26 馬鹿馬鹿しいがこれはありw -- 2017-02-27 19 44 56
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1718.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2/コメントログ」 勘違いじじいのうざさがゆっくりできないいいいいい -- 2010-04-05 13 29 47 ネタをネタと理解できない人がいてゆっくりできないいいいいい -- 2010-04-09 21 29 23 んほおおおおおおおおおお -- 2010-06-16 19 09 31 なんという死亡フラグなおじいさんwww おもしれえええええ -- 2010-08-14 13 40 22 楽しい爺さんだ。挿絵も面白いな。 ぱちゅりーのところで思い出したが、リアルムツゴロウさんも「喜んでますね~~」とか言いながら 犬をワシャワシャしたりしてたけど、その犬は超イヤそうだった。 -- 2010-08-18 16 03 34 作者様、ムシゴロウシリーズのジャンルはぬるいじめというよりも理不尽ギャグ虐待という完全な新ジャンルだぜ… -- 2010-08-28 13 32 25 なんか知らんが笑えたwwww -- 2010-09-02 17 29 27 ゆうかにゃん早く逃げろw -- 2010-12-10 23 25 14 愉快なおじいさんだなw -- 2011-01-08 10 30 39 お前どこのラスボスだよw -- 2011-02-19 21 46 00 このシリーズは面白いね 挿し絵もナイス -- 2011-05-24 00 31 26 1で、ゲスがにげるって書いてあったけど、 2で腹きりさいたれいむをもどすときも、 あれ、絶対蹴り飛ばしてるよねww -- 2011-10-14 20 33 51 何回ドススパーク使ってんだよ -- 2012-01-20 14 59 56 オジサン神 -- 2012-03-13 07 02 42 どすスパークが平気なじじいw元気良すぎw -- 2012-09-11 14 15 59 このおじいちゃん超人だろw -- 2012-10-12 23 09 19 おじいちゃんネ申w -- 2013-06-03 21 13 59 ドススパークをまともに喰らっても平気なおじいさんが すごすぎ&面白すぎですwwww -- 2013-06-05 11 53 49 あ、悪魔だ! -- 2013-06-24 17 10 31 とても面白いです挿絵も笑えますwww -- 2013-07-04 00 57 34 おじさん強えー -- 2013-10-23 20 48 07 鬼畜お爺さんwww つーかイラストwww -- 2014-06-26 20 17 58 絵 w -- 2016-01-25 23 36 35 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 2016-07-15 19 29 17 カワイイですねー笑 -- 2016-09-04 15 52 36 じいさん何者なんだよ・・・・・・・・・ -- 2017-03-07 17 40 33
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/991.html
仕事からの帰り道。寒さが襲いかかる夜。 俺は我が家へと帰宅すると、玄関前に5つの影があった。 そのうち2つは最近家に住み始めたまりさとれいむ。残りの見慣れないゆっくりは・・・ふらんかな? 家族連れの胴体無しとは珍しい。ここら辺では見ない種類だ。 「うー! うー!」 激しい形相でまりさとじゃれ合ってる。まりさの頭に噛みつきブルンブルンと振りまわすその姿は実に楽しそうだ。 まりさの方も涙目で 「いぎゃああああああああああ!!!! はなじでふらんんんんんん!!!!」 れいむの方は子供たちにガシガシ噛みつかれている。 「あぎゃああああ!!!! でいぶのぽんぽんがああああああああ!!!!」 俺はそのフレンドリーな光景が羨ましかった。 「お前ら楽しそうだな・・・こっちは残業で疲れてるのに。」 「このじょうきょうでばがじゃないのおおおおおおお!!!! ばや゛ぐでいぶだぢをだづけでえええええ!!!!!」 「ぼうじがどれるうううううううう!!!!」 夜中に騒ぐとは感心しませんな。最近のゆっくりはやんちゃで困る。 とりあえず親っぽいふらんの方を全力で蹴り飛ばす。流石のふらんも蹴りには耐えられないのか、 ドアに叩きつけられた。牙が刺さったままのまりさと一緒に。 「ゆべえ・・・もうどうでもいいからはやくたすけて・・・」 OKOK。まずはれいむに噛みついてる子ゆっくりを蹴り飛ばしつつ、まりさの頭から牙を抜いた。 このまま帰るのならば見逃すのだが、ふらん達はこちらに向けて「うううう・・・」 と明らかに殺意を抱きながら唸っている。まあ殺さない程度にやろうか。 「うーーーー!」 飛びかかってきた親ふらんを右の振り下ろしで叩きつける。そのまま持っていた傘で貫いた。 「ううう!!!!」 苦しんでいるふらんに追い打ちをかける。刺さって身動きの取れないふらんの顔面に蹴りをいれた。 「ううっ!」 思いっきり顔が凹んだふらん。歯を折れたのか口からボロボロと落ちた。 そしてそのまま動かなくなった。・・・大丈夫。まだ息してるから。傘を外せば帰るだろう。 れてるし。早く寝よう。 さて家へ・・・まだ子供が残って 「ほらとっとと家に入るぞ。ていうかなんでお前ら外に出てるんだ?」 「おにーさんがひるごはんはじぶんでとってこいっていうからでしょ! おうちにはいれなくてこまってたんだよ!」 「ゆっくりあやまってね! しゃざいとばいしょうをせいきゅうするよ!」 あーもういいや。今日は疲れたから。後は子ふらんの始末をどうするかだな。 可哀想だがれいむの口の中に入れてあげた。まあ美味しく頂いてねれいむ。 「あがあああああああ!!! でいぶのおくちのなかがむしゃむしゃされてるううううううう!!!!」 「でいぶうううううううう!!!」 俺が風呂から上がり、居間に行くと二人がテレビを見ていた。珍しく真剣な目である。 「んー? ゆっくり虐待ドラマでも見てるのか?」 「そんなひどいことするのはおにーさんだけだよ! ほかのひとたちはきっとやさしいよ!」 「ならばこのネットで見つけた秘蔵の虐待ムービーを・・・」 「それよりおにーさん! ゆっくりこれをみてね!」 どれどれ。ってニュースか。えー何々ゆっくりの群れが権利を訴えてデモ行進・・・な、なんだってー! 「このぱちゅりーはすごくゆっくりしたゆっくりなんだよ!」 確かに・・・テレビに映っているゆっくり達は皆凛々しそうだ。特にリーダーっぽいぱちゅりーの答弁は 一応ちゃんとしてるような気がする。 「ひととおなじようにかんがえ、しゃべれるゆっくりにもけんりがあたえられるはずだわ!」 「そうだよ! じぶんよりよわいものをいじめるなんてさいていだよ!」 「ゆっくりだってるーるやほうりつがりかいできるんだぜ!」 「ぎむをはたさせてすらあげないなんて、とかいはのすることじゃないわよ!」 「チーンポ!」 「でもかつどうなんだねーわかるよー」 「ゆっくりたちにゆっくりぷれいすを! ぱちゅりーたちはたたかいつづけるわ!」 なるほど、ゆっくりにもデモクラシーの時代が来たか。まあここまで頭がいいのは おそらく捨てられた元飼いゆっくりだからだろう。 「ゆっくりのみらいについてかんがえるなんてすてきだよ!」 「ぱちゅりーたちがいればゆっくりのみらいはあんたいだね!」 こいつらも気がつけば語彙が増えてきたな・・・・ 「まあいいや。じゃがりこ食べる?」 「ゆ~♪ たべるたべる!」 「ゆっくりたべるよ! むーしゃ!むーしゃ!しあわげぇ!」 むしゃむしゃしていたれいむの頭に踵を乗せて、俺は仰向けになった。 「あーそういや。明後日からあの地域に出張なんだが、なんなら会いに行く?あのぱちゅりーに。」 「ゆゆ! ゆっくりあいにいくよ! だからはやくれいむからどけてね!」 「ゆゆゆゆ・・・・ゆっくりじだいよお・・・・」 そんな訳で到着いたしました。 とりあえず二人をホテルに預けて仕事をこなし、時間が取れた最終日にぱちゅりーたちに会いに行くことにした。 とある公園の一角。なにやらマスコミと警察と加工所の職員らしき人達でごった返していた。 人ごみに近づいてみると、なんとぱちゅりー達は空き缶拾いをしていた。 「ゆーしょ! ゆーしょ! あるみはこっちだね!」 「ゆっくりなげるよ!」 数匹がかりで缶を運び、どこから持ってきたのかゴミ袋に入れているようだ。 「ゆゆ! ゆっくりはたらいてるね!」 「でもれいむたちははたらかなくていいよね! かわいいからいいよねおにーさん!」 「今日の夕飯は饅頭かな・・・」 「「ゆっぐじお゛でづだいじまずがらゆるじでえ゛え゛え゛!!!!!」」 「むきゅん! どなたかしら!」 三人で騒いでいると、どこからか例のぱちゅりーがやってきた。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「ゆっくりしていってね!!!」 「だが断る。」 「おにさーんはだまっててね!」 はいはい黙ってますよ。ゆっくりはゆっくり同士。俺は人間と話すさ。 「ぱちゅりーはすごいゆっくりだね! ゆっくりのみらいのためにこうどうするなんて!」 「れいむたちもゆっくりおうえんしてるよ!」 「むきゅん! ぱちゅりーたちのうったえがとおれば! ふとうにいじめられるゆっくりはいなくなるわ!」 「すうこうなもくてきのためにがんばるんだねー。わかるよー」 「ゆっくりにもせんきょけんを! ゆっくりにもじんけんを!」 「ゆっくりのゆっくりによるゆっくりのためのとかいはなせいじがひつようだわ!」 中々盛り上がってるじゃないか。俺は近くの暇そうな加工所の職員を捕まえて疑問に思ってた事を聞いてみた。 「てっきり駆除とかされてると思ったんですが、やらないんですか?」 「って言いましてもねえ~。マスコミが大々的に放送してますし。強制的な手段に訴えるのはちょっとねえ・・・ それに捕まえる口実がないんですわ。あいつら元飼いゆっくりなんで上手く生きてるみたいで・・・」 成程成程。確かに口実が無ければ流石にゆっくりと言えど捕まえるのは難しいだろう。 「むきゅん! あなたがあのまりさとれいむのおにーさんね!」 なんか血縁関係みたいな言い方だな。まあ突っ込むのはメンドイからいいや。 「うんそうだよ。どうしたの?」 「まりさとれいむにひどいことしないでもらいたいわ! しょうがいざいよ!」 チクられたか。遠くであの二人がニヤニヤしながらこちらを見ている。 「「おお、ぶざまぶざま」」 「いやあれはどうかんがえてもスキンシップだね。」 「うそつきは、うさぎのはじまりだわ!」 「あーあーキコエナイキコエナイ!」 「ゆっくりもにんげんとおなじようにあつかうべきだわ!」 う~ん。全く真実なのでこちらが不利。しかし口喧嘩で負けるのは誰相手でも悔しい。 何か会心の一手は・・・・ん? 「なあぱちゅりー? 人間と同じく扱えって事は、当然刑罰も受けるんだよな?」 「むきゅん! わるいことをしたならばしかたないわね! でもぱちゅりーたちはわるいことなんてなにもしてないわ。」 「あいよ。んじゃ許可取った?」 「む?」 「いや『む?』ではなくてですね。デモ活動には許可が必要なのではないかと思うのですが。しかも公共の場所だし。」 「む・・・むきゅん! な・・・なにいってるのおにーさん! きょかなんてそんな・・・」 「ついでに逮捕されるんじゃないか?無許可だと。」 1分ほど公園は静寂で包まれた。そして誰かの声で静寂は破られた。 「青島・・・確保ォオオオオオオ!!!!!」 加工所の職員は一斉に動き出した。 ジャージの軍団は馴れた手つきでゆっくり達を次々と袋の中に入れていく。 「ぐらいよおおおおおおおおお!!!! ごごがらだぢじでええええええええ!!!!」 「でいぶぼういやああああああああ!!!! おうぢがえるうううううううううう!!!」 「ゆるじでぐだざいおねえざあああああああん!!! ありずははんぜいじでばずうううううう!!!!」 一部トラウマのスイッチが入ったゆっくりも居るようだ。可哀想に。 ついでにぱちゅりーはと言うと。 「主犯のぱちゅりー容疑者緊急逮捕いたしました! 今から連行します!」 「むきゅん! これはふとうたいほよ! べんごしをようきゅうするわ!」 「どうなってるんだぜぱちゅりー! どうしてまりさたちがつかまってるんだぜ!」 「ひもでしばるなんて・・・そんなとかいはなぷれい・・・もえあがるわ!」 こうしてぱちゅりー他幹部たちはパトカーで連行されていった。 他のゆっくりは加工所に連れていかれるようだ。 「だまじだなぱぢゅりいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「ゆっぐじじね! ゆっぐじじね! ゆっぐじじねえええ!!!!」 「がごうじょはいやですうううううううううう!!!! ゆるじでぐだざいいいいいいいいい!!!!」 こうして一つの活動家たちの熱き戦いは終わった。政府という大きすぎる壁に挑んだ彼らは皆散っていった。 しかし彼らの意思は受け継がれていくだろう・・・私はそう願いたい。 「おにーさんのせいだよ! ゆっくりはんせいしてね!」 「ゆっくりはんせいしてね!」 なんか怒られてる俺。仕方がないので今日の夕飯はしゃぶしゃぶにしてあげよう。 久しぶりの我が家に戻った俺はニュースを見ていた。 「今日未明、無許可のデモ活動で逮捕されたぱちゅりー容疑者は、調べに対し、『にんげんによるじんけんしんがいだわ! かっこくに、このひどうなこういがしれわたるのをねがってるわ!』などと答えており、容疑に関しては全面否認しております。 なお他のゆっくりに関しては全匹加工所に送られたとのことです。」 大変だね。ホント。 俺は肉を箸で掴むと、鍋の中にすうっと通した。あまりお湯につけないのが俺の好みだった。 「あぎゃいよ! そしておにくをゆっくりたべさせてねおにーさあづいッ!」 鍋の中にすっぽりと入っているれいむが何か言っているが気にしない。しかし鍋を風呂代わりとは失礼な奴だ。 「まりさ。このお肉美味いか?」 隣でキチンと座っているまりさに肉を食べさせてあげた。 「むーしゃ♪ むーしゃ♪! しあわせー♪ ありがとうおにーさん!」 「いいがらだづけでよねばりざ! でいぶおごあづぃ!」 だから喋ると口の中にお湯が入るとあれほど言ってないねそうえば。 「このまえみすてたれいむは、ゆっくりおゆにつかってね!!!」 「だっであればおにーざんがついッ!」 「あーそろそろまりさの番かな」 「ゆ! なにいってるのおにーさん! ゆっくりやめてね! おててをちかづけないでね!」 【あとがき】 まあ虐スレだし。こんなオチになりますね。 by バスケの人 このSSに感想を付ける